2005/04/11 05:18


となり町戦争

そんなこんなで帰ってきたのですが、途中に寄ったレンタルビデオショップでとなり町戦争という小説が貸し出しになっていました。
以前タイトルに惹かれていずれ買ってみようと思っていたのですが、借りられるんだったら借りてしまおうという事で。

ある日「となり町」との開戦の知らせがあり、戦争と言う事態を実感できないまま、戦時下の生活を送る「僕」。
敵地偵察を任命されるもその実感は無いのですが、確実に人が死に、戦争は起こっている。
という戦争と言う不条理を描いた不条理な物語。
そんななか、なにがあっても「これが戦争ですから」と言う役所の人や、「もう始まってるんだから」と言う住民の言葉などに何か寒気がするリアリティを感じてしまいます。

戦争ってあってはならいことだけど、その状況下に置かれても本当にそれを否定できるのか。というのを問われた気がします。
この物語にでてくる「となり町」との戦争は何十年も前から事務的に計画されていたりするのですが、それはきっと現実の戦争でもそうなのかもしれません。だからきっと戦争が始まっても何も変わらないのかもしれません。
そして、これが戦争だと分かったときにはきっとその生活が自分の日常に入り込んでいて否定するのはとても難しいのかなぁと、ぼんやり想像しました。

となり町戦争

せめて2日位かけて読もうと思ったのですが、面白かったので全部読んでしまいました。せっかく1週間借りたのに…。

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